夢芝居(梅沢富美男トリビュート)

ash20042004-08-27

最近淫夢ばかり見ている。そういった類の夢を管轄する神様、仮に淫夢様としておく、が俺のことを見初めてしまったらしい。


しかし俺、残念な形でしか見る事が出来ていない。
というのは、一度なんかはニコニコ笑顔が素敵な、輝きを振りまく19〜22歳くらいのまったく面識のない婦人と自室でいい雰囲気になって
俺が性的なちょっかいを出すのをニコニコ笑いながら満更でもない。
おーしここはいっちょう、と、押し倒すと、それを合図に向こうがスイッチオン。
馬乗りになったかと思うと、どっちかというと豊満の部類に入るおっぱいを俺の顔に押し付けてきて。
俺は普通に興奮してその婦人の推定D〜Eカップバストに舌を這わせ・・・


ここまでは大変よろしい、夢精の気配さえ漂うようなグッドピクチュアだ(自慰行為は人並みにしているから現実に夢精はあり得ないが言葉のアヤだ)。
しかし舌を婦人のおっぱいの敏感であろう部分、乳輪からその中心にそびえる塔、に向かわせる、急行させる段になって、夢の中の俺は異変に気付く。
「舌先がなんかザラザラしてる、引っ掛かる感じがある、これは一体?」
夢中になっていた夢中の俺はちょっと冷静になって舌の先が這っている点を見る。
そこには黒くて太い、短めの毛が生えていた。
ぐわわ、こりゃ一体何よ、と思って凝視すると、大きくて男を興奮させる形をしているおっぱいの、
乳首を中心に見立て、そこへ押し寄せるように男の無精ひげ5日目くらいの長さと太さをした毛どもがコロニーを作っている。
びっしり生えているというのでもなくてポツリポツリと、しかし存在感のある太さでもって力場を形成していた。
そうか、毛の流れに逆らって舐めたらそりゃ引っ掛かるわな、ばんそうこうだって剥がす時痛いもんな。
などと納得したところで俺、目覚めてしまう。


俺が初めて記憶に残る淫夢らしい淫夢を見たのは高校3年の時で、
その時は高校1年の時の同級生を半ば強引に押し倒す、という、将来の見通しが暗澹たるものになるような内容だったのだが、
何せチェリボーイ=童貞だったもんだから入れてる「ことになっている」といった感じで、
設定としては入っているし、夢の中の俺も「入れてる」んだけど、
どんな具合なんだか知らないからその辺なぁなぁで、覚醒した後興奮しつつ苦笑いをした覚えがある。


その後、ようやくセックスというものを知ったというのに素晴らしい淫夢は俺の元へ訪れない。
見た目が幼いと性欲が3割増しになるというのに主要ティーン〜同年代アイドル。
松浦亜弥とか小倉優子とか大塚愛とかは情報に接しているのに現れてくれないし、
普段「そっち方面」で俺が世話になっている古都ひかるでさえ登場の気配がない。画が頭の中にあるんだから登場しやすいはずなのに。
24時間テレビの100キロ走る杉田かおるを見ていられるか視聴マラソンにおいての「杉田!すーぎーた!」コールは
スギタっていう語感から微妙に受ける二流・三流感やパシリ感、「呼び捨て」が他よりあらわになっている感などでニヤニヤしてしまいましたな。
話変わってるけど俺は!夢の中だけでも自由にしたいのに!頭の中は俺のものなんだから自由にならないとおかしいのに!


などと叫びたい気持ちを抑えながら俺は今日も自由にならない現実と夢に悶々としてて。