2004-01-01から1年間の記事一覧

読書

「熊の場所」(舞城王太郎・講談社ノベルス)

スタート地点がゴールだったと知らされた時の虚脱感

思わぬところでデジタルオーディオプレイヤー「iPod」を入手したんだけど、 操作性とかデザインとかが気に入ってしまって今まで使ってたMP3プレイヤーをどうしようかと悩んでいる。 Podちゃんは普通に買うと3万3000円もするらしい!まさに棚ボタ状態。

読書

「無情の世界」(阿部和重・新潮文庫) (画像はトヨタ・マークX)

私と接するあらゆる人々に対する私の興味・関心

先日会社の研修旅行に行ってきたのだが、 総勢20名を超える「知らない人」と三日間も一緒にいたせいで自分の胃と脳は極限までキリキリと軋んで剛性不足を露にした。 ジャンバラヤ動物園で割と鍛えられた気でいたのだがそんな気は気でしかなく、大きな鉈が振…

読書

「パンク侍、斬られて候」(町田康・マガジンハウス)

読書

「煙か土か食い物」(舞城王太郎・講談社ノベルス) 「ニッポニアニッポン」(阿部和重・新潮文庫)

ワイパーゴム&ウォッシャー液購入(購入のみ)、そしてハイオクガソリン注入

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数日前きったないフロントガラスで発進してウォッシャーを出そうとしたら飛沫みたいのがブベベッと出るだけであとは モーター音がブゥゥゥゥゥ、と鳴るばかりの状況が発生、 まさか凍結するわけねぇしタンクが空になったか?と思ったけど発進しちゃってるか…

フランシス先生といっしょ

俺がゲームセンターデビューを飾ったのは20歳を過ぎてからのことで、 それまでゲーセンに通う人をむしろ積極的に下に見ていたというのに今では積極的に週2〜3回は訪れているというのは、 大手メーカー「コナミ」の提供する「クイズマジックアカデミー」およ…

スイートなひとときを貪りたい

魂というか自意識は身体とともにあるんであって、身体と切り離して考えることも出来なければ、 自意識それだけを取り出して話をすることもあまり意味がない。 俗なたとえを出せば、ハンサムを自覚しているハンサムと、ブサイクであることを自覚しているブサ…

ある日の夢のメモ

古都ひかるとキャメロン・ディアス似の女の子ともう一人誰かを足したようなコケティッシュな女が、 車両盗難に遭った自分にいつも夢で見る学校を案内。エレベーターに2回乗る。 最初っから手をつないでくる 常にニコニコしている 好き好きビーム。 エレベー…

DVD「ラブ・アクチュアリー」

画がとてもキレイだし気の利いた台詞や音楽も素敵な素敵づくし映画だ。 静かで淡々とした、ちょうど今日みたいな秋の晴れた日の、澄んでいると感じさせる青空と空気をまとったような映画が俺は好きだ。 (画像はスバル・レガシィ3.0R spec.B 新機能を使って…

テレビ朝日・テスト・ザ・ネイション

21歳で55点だったのでIQは120ちょうどと出た。 普通よりはイイので連れに自慢してる風のメールを送ったところ、なんと彼女は「自分は140である、妹は130だったし母も126だった」と返信して来、 なんというか、ちょっと悔しいと思ってしまった自分を浅ましい…

俺が社長

になったと言って信じるヤツはいないだろうが簡単に説明するとあだ名が「社長」になってしまったということだ。 小学校・中学校のときの同級生が結成した音楽グループ「デザート・イーグル」のライブを見に行った話を8月くらいに書いたが、 そのバンドに片足…

どうする、アイフル

読書

「耳そぎ饅頭」(町田康・マガジンハウス)

読書

「山ん中の獅見朋成雄」(舞城王太郎・講談社)

手書きの文章(長文)に挑戦して挫折する夢を見ました。

俺が死んだ時の言葉

「俺はケイちゃんのことが、好きで、でも勇気がなくてあまり話しかけたりとかできないんだけど、 ケイちゃんのこともっと知りたくて、それで、もし嫌じゃなかったら、今度、どっか行かない?」 台風に揺らぐ築10年のプレハブ(ありえないプレハブでありえな…

琵琶湖で拿捕 第二回

築十年なら平成生まれには違いないのに東京メトロのふっるい駅と大して変わらないんじゃない?というのはこのトイレ。 常に湿ったような濡れているような不快なぬらりとした輝きをたたえた床のタイル、一枚がサイコロキャラメルの箱の一面くらいの細々した、…

読書

「パンク侍、斬られて候」(町田康・マガジンハウス) 以前書店で見たときは、三人称の小説だったのと冒頭1ページがかなり普通なので買い控えていたのだが、 id:mahoroba_kokoroさんの一声で購入。面白かった。笑えたし時々ハッとするような批評的なことを唐…

童貞気質←→ヤンキー気質

経験的に童貞であることと童貞気質を持っている事は同じでない。童貞気質の根本にあるのは自分への自信のなさである。 結局自分、自分。話をする時も自意識から逃れられない。 相手に変だと思われたくない、つまらないヤツだと思われたくない、キモいなんて…

読書

「カンバセイション・ピース」(保坂和志・新潮社)

カタストロフ

疎い俺でも聴いたことのある洋楽ばかりがかかっていた。 今は「Autumn Leaves」がカウンターの両端から斜め上の位置にそれぞれ据え付けられたスピーカーから流れている。 一人で来る時は大体カウンターの右端に座ることにしていて、それは入り口から近いのが…

最近

サボりぎみですねー、なにげにアルバイトに月15日入ってるわ何やらでちょっとパソコンの前に腰を落ち着けられないんだな。

好きな人だから話しにくいのか、話しにくい人を好きになってしまうのか。 そんな二分法で単純に考えていいものではないけれど、 ただ、こうも顔を合わせているというのにちっとも上手く話せるようにならないというのは、 そもそも会話という関係を創造し発展…

今年の読書ライフを振り返ると、1〜9月一杯で延べ57冊(タレント本除く)と数自体も大したことないわけだが、 町田康と舞城王太郎が大活躍していて、特に町田康の読み直しが非常に多い。 町田康の主要作品は5回は通して読んで、声に出して読んで、書き写して…

読書

「屈辱ポンチ」(町田康・文春文庫)

スピリタスを原液で飲み

ミスチルことMr.Childrenの桜井和寿が長年散々世の中や人間について考えて歌詞を作り続けた結果、 最近になって結局よりよい生、世の中を創るために出来ることって「愛する」以外にねーじゃん、みたいなことを書いてしまったように、 まーこういう、世界から…

琵琶湖で拿捕

僕がタバコを吸い終わるのを待っていたように灰皿を自分の方に引き寄せた向井ソロモンは男性用顔拭きシートで丹念に顔を拭き、 それを丸めると、吸い殻の火が消えているのを確認してから慎重にコースターくらいのサイズの灰皿の壁際にちんまりと安置した。 …

読書

「夫婦茶碗」(町田康・新潮文庫) (画像はマツダ・ロードスターターボ)