2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

読書

「インディヴィジュアル・プロジェクション」(阿部和重・新潮文庫)「きれぎれ」(町田康・文芸春秋)

『キャストとは何か?』という問い

ただのバイトじゃねぇか、と答えるのは簡単である。が、しかし。 そもそも質問が漠然としすぎている。設問者の自意識が透けて見えるようだ。が、しかし。 リアルとは何か?という問い。 この問いに対してジャンバラヤ動物園は既に回答している。 園内の売店…

一部どうでもいいお笑い芸人の本が入っているが合計で88冊になる。 当ページ開設の際の、 「うああ読書記録が消えてしまったわけでその辺が痛いね。310冊くらいだったっけか。」 という俺の嘆き混じりのコメントから、(これがほぼ合っているとして)、 「大…

2004年1月〜2005年2月15日

「シンセミア 上」(阿部和重・朝日新聞社) 「シンセミア 下」(阿部和重・朝日新聞社) 「屈辱ポンチ」(町田康・文春文庫) 「アメリカの夜」(阿部和重・講談社文庫) 「サルの正義」(呉智英・双葉文庫) 「インディヴィジュアル・プロジェクション」(…

特集・読書スペシャル

以下はダイアリーを2004年1月20日に開設してから2005年2月15日までの間にした読書のタイトルである。 日付をさかのぼり、シコシコとコピペして作成した。どうでもいいことだが、上の方ほど新しく、下の方ほど以前の読書、という並びになった。 基本的に図書…

読書

「シンセミア 上」(阿部和重・朝日新聞社) え〜今下巻の290ページくらいまで読み進めてきてるんですけども、とても面白いです。 徹底的に悪趣味なのが良い。死臭、腐臭、糞臭、血と精液の匂い、ドラッグ頻出。エトセトラ。 文体は正確無比、人物の動作の描…

読書

「屈辱ポンチ」(町田康・文春文庫) 「アメリカの夜」(阿部和重・講談社文庫) 福田和也の本(主にヤクザな仕事を収めてある方)を以前たくさん読んでて、 今でも本棚に並べてあるんだが、「作家のねうち」は初心者にとってはいい読書羅針盤の一つとして推…