2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

読書

「山ん中の獅見朋成雄」(舞城王太郎・講談社)

手書きの文章(長文)に挑戦して挫折する夢を見ました。

俺が死んだ時の言葉

「俺はケイちゃんのことが、好きで、でも勇気がなくてあまり話しかけたりとかできないんだけど、 ケイちゃんのこともっと知りたくて、それで、もし嫌じゃなかったら、今度、どっか行かない?」 台風に揺らぐ築10年のプレハブ(ありえないプレハブでありえな…

琵琶湖で拿捕 第二回

築十年なら平成生まれには違いないのに東京メトロのふっるい駅と大して変わらないんじゃない?というのはこのトイレ。 常に湿ったような濡れているような不快なぬらりとした輝きをたたえた床のタイル、一枚がサイコロキャラメルの箱の一面くらいの細々した、…

読書

「パンク侍、斬られて候」(町田康・マガジンハウス) 以前書店で見たときは、三人称の小説だったのと冒頭1ページがかなり普通なので買い控えていたのだが、 id:mahoroba_kokoroさんの一声で購入。面白かった。笑えたし時々ハッとするような批評的なことを唐…

童貞気質←→ヤンキー気質

経験的に童貞であることと童貞気質を持っている事は同じでない。童貞気質の根本にあるのは自分への自信のなさである。 結局自分、自分。話をする時も自意識から逃れられない。 相手に変だと思われたくない、つまらないヤツだと思われたくない、キモいなんて…

読書

「カンバセイション・ピース」(保坂和志・新潮社)

カタストロフ

疎い俺でも聴いたことのある洋楽ばかりがかかっていた。 今は「Autumn Leaves」がカウンターの両端から斜め上の位置にそれぞれ据え付けられたスピーカーから流れている。 一人で来る時は大体カウンターの右端に座ることにしていて、それは入り口から近いのが…

最近

サボりぎみですねー、なにげにアルバイトに月15日入ってるわ何やらでちょっとパソコンの前に腰を落ち着けられないんだな。

好きな人だから話しにくいのか、話しにくい人を好きになってしまうのか。 そんな二分法で単純に考えていいものではないけれど、 ただ、こうも顔を合わせているというのにちっとも上手く話せるようにならないというのは、 そもそも会話という関係を創造し発展…