MAZDASPEEDパーツを発注

ash20042005-01-03

ここにはまだ書いていないが先日大阪まで旅行に行ってきた。それもロードスターで。
金がないので高速道路を使わず、夜間の下道をガンガン飛ばして十数時間かかって行って
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンUSJなどを観光してきた。
(結局帰りは箱根を回避するように東名に乗ったのだが)
その結果知ったのは、日本という国は箱根を越えたら(=箱根より西は)全部田舎であるという事実である。
「ど」が付くか付かないかくらいの差しかない。程度の差だけであって、田舎orど田舎しかない。
たしかに大阪まで行けば割と都会だが、それも大阪の中心部だけの話で、その手前には片側一車線の酷い山道(土砂崩れが起きていた)なんかが待ち構える。
名古屋なんて、自分は今までとても開けた、先進的な味噌カツの街だと思っていたのに、低層建築物しかない、全体的にB級の匂いのするくすんだ風景であった。
東京地方や横浜地方はな、どこまで行ってもでかいビルとかスポットや何かがあるんやぞ!
と、別に自慢したいわけではないが、まったく横浜地方に起居する者としてはショッキング以外の何物でもなかったということだ。


で、話がタイトルから大幅に逸れているが、この旅行で感じたのはやはり自動車のポテンシャルを上げたいな、ということだった。
深夜の国道は時速80キロで流れ、路面は所によってかなり荒れており、おまけに道幅が狭い。
「高速道路の道幅を狭くして、対向車を追加」したのが深夜の国道だと思ってくれればいい。
ロードスターはパワーないし路面にハンドルをガンガン取られるしその際ボディがブルブルするしで何ちゅうか疲れるのである。


奈良だか京都だかの山中で地元民の駆る軽自動車に時速100キロで煽られてビビってしまう程度のスキルと度胸しか俺にはない。
だからノーマルのポテンシャルがいかに良いものだとしても、もう少し良くしないと安心できない、
と、1100キロ走った後で考えるようになった。
金がないので少しずつ変えていくしかないが、とりあえずスペック上がりそうなので安いもの、ということでエアフィルターを発注した。
これにはパーツを替えるという行為に自分を馴らす、という目論みも含まれている。
選んだのは最も無難なMAZDASPEED製。社外品のいわゆる毒キノコタイプは自分には早いと思われるのでメンテも楽らしいこれに。


(引用開始)
>心地良い吸気音を発生するエアフィルター。
>異物の進入を防ぐ特殊三層構造を採用した純正交換タイプである。
>また、オイルの塗布を不要とする乾式のため、メンテナンスも容易である。
(引用終わり、引用元はMAZDASPEEDオフィシャル)


入り口やったら次は出口か?ということでマフラーに目がいったが、次に狙いたいのはやっぱりボディ補強だ。
予算を大きく取らねばならず、かなりの大冒険だが、とにかくブルブルし過ぎなのである。
祖父のRX-8くらい安定していてほしいのである。抽象的だがもう少しスーッと動いてほしい。
補強したからってそのフィールが得られるとは限らないが、説明などを読むと方向性としては合っているようなんで。


今までほとんど自動車に手を入れることに興味がなかった自分だが、悪路や高速走行、ワインディングと一通り、一遍に体験して考えが変わった、ちゅうこっちゃ。