ナインティナインライブは録画しました

俺はいわゆるドレスアップカーとか爆音カーの類が嫌いだ。
といっても、そんな一括りにするのは乱暴に過ぎるのでもう少し書くと、ドレスアップカーに関して言えば「なんちゃって」が嫌なのだ。
爆音はまぁどんな理由があっても公道では自粛するべきでうるせーから誰にも迷惑のかからない最果ての岬まで行ってダイブしてほしいけど、
プロの仕事によるドレスアップは好みもあるが本当にキマッてるのはキマッてるし、カッコいいと思うのも多い。
俺が心底嫌悪するのは、車をノーマルで乗るのはカッコ悪いとか、車で自己表現、みたいな、間違った意識を理由として、
とりあえずマッチングとか何も考えずにゴテゴテと色々くっ付けちゃって、悲惨とも言っていいありさまを晒している素人仕事の、
センス云々以前の、プラモとかガキの作ったレゴみたいな形にされた自動車とそれの作者だ。いや車に罪はない。カーズアーノットギルティ。

たとえば吉本新喜劇の美人女優山田花子さんに浜崎あゆみみたいなメイクと服装をさせたとして、
それでキマッているな、ナンパしてぇ、むしろカキたい、「明日があるさ」聴かせて下さいよ、とは絶対にならないのであって、
自動車に関してもそれと同じことで、分相応とかマッチングという考えは非常に重要で、
てめぇの虚栄心の満足のためにクルマを使うのはクルマがかわいそうだから自分のボディに刺青でも入れてろよって思う。
で本当に刺青も入れてるやつはすげぇなと思うけど人生が限定されるからやっぱり終わってる。
ちなみに山田花子ねえさんにはカジュアルな、現実的かつ清潔感ある服装が一番似合う。

で、俺はそもそも金がないから我が家のロードスターを外見の変更はもとより、あらゆる機能パーツも一切追加せず、
やったのはオイルなど消耗品の交換だけでここまでやってきた。
以前ここにエアロを組むよりもノーマルで運転技能を見せ付ける男になりたい、みたいなことを書いたけども、
正直、高速道路や強風時に坂を駆け下りる際に感じる空気の抵抗は結構なもので、
金がもし余るほどあったらフロントとリアのスポイラーくらいは付けてみたいなぁ、ディフューザーとかいうのもあるといいのに、と思わないでもないのである。
金はそういってもないんだから意味のない仮定だけど、この度、アルバイトを始めたということで、
ほんで月末に5万円程度の金銭が入ってくるみたいだから何か施しをしてやろうかと考えている。
まぁエンジンオイル＆オイルエレメントとミッションオイルの交換というお馴染みのメニューを消化しただけでも大半が飛んでいきそうな小額だが、
今パパッと見た所では、俺がエンストばかりするから調子の悪い点火系に影響を与えるらしいスポーツプラグコードや、
外装は高いから無理として、内装いじりの定番チタンシフトノブなどが目に入った。
いずれもル・マンマイスター寺田陽次郎プロデュースでマツダ系ディーラーでも扱っているオートエクゼの製品だ。

話がずれたが、ナイナイのラジオが始まったからとりあえず終わります。