はてなダイアリーで振り返るわたしの2005年

1月・・・「就職後は精神を病み、吐瀉物を擬人化した大河ドラマを作成する」と記述しているが、結局別の形の病み方をすることに。
ようやくジャンバラヤ動物園で一人の人間として認められ、楽しく日常を過ごしていた。
よく読んでいたのは阿部和重
そのほか、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」が佳境に入り、かなり入れ込んで見ていた覚えがある。
2月・・・ひたひたと迫るジャンバラヤ生活の終焉を感じながら東京ディズニーランドへ。
当時聞いていた音楽、レミオロメン「モラトリアム」、アジカン「ソルファ」、バンプオブチキンユグドラシル」、菅野よう子
3月・・・人が人に対して無条件に笑えるのって素敵だね、と実感した3月。
恋の病に深刻に悩む。レミオロメンの「3月9日」「南風」を繰り返し聞き続けた。
カトキチさんと夜な夜なお茶をしたり車中泊をしたりした。町田のデニーズ。
4月・・・会社員となる。やる気の見えない新人と話題に。電車通勤のためiPodが手放せない。
彼女と会うために睡眠時間を削り、毎日3〜4時間寝で過ごす。頬がこける。
くるりのアルバムをほぼ全種借りて聞き続けた。
5月・・・まったく記述がない。おそらく身体のリズムを必死で合わせようとしていたのだろう。
月末の休みには一人で伊豆は熱川「バナナワニ園」を訪問。見聞を広めるのが目的だったが…。
6月・・・「NHKにようこそ!」というマンガを買い始める。単行本一巻の表紙を「萌え買い」したのがきっかけ。
ええ私はああいう感じの女子がああいう感じの格好をしていると見事に萌えてしまうのです。
自分をフォローするわけじゃないが中身も結構面白いんだから。
同時期に「20世紀少年」も揃える。こちらは引っ張りすぎで…つまらなくはないけど不快っていう感じ。
月の後半には「結局人は自分の都合で動く」なんて後ろ向きなエントリが。
おそらく上司にムカついて、っていうかもっと暗い、ネガティブな感情を抱いていた頃だな。
7月・・・自動車通勤が許される。それにともない一人前の仕事を要求されるようになった(と感じ始める)。
自分がかなり後ろ向きな考えを抱き始めていることに気付く。ラブホテル街の空気への憧憬などは「下降への意思」である。
8月・・・盆休みに鎌倉へ。暑い中古い街並みを歩き、花火を見、初めて明確に仕事を辞めたいと思う。センチメンタルの極致に。
ただこの頃は店長の話などを聞き、人並みの努力をすれば平均以上の成果が挙げられるようになる、という話を信じて続けようとした。
9月・・・カワノ将軍から「かしこさ」の概念を教えられる。
彼はユーモアのセンスもある人で、研修生という相手の立場もあって一番話しやすかった。久しぶりに腹が痛くなるほど笑った。
仮定の話になるが、もしまだ会社にいてくれたら、俺は会社を辞めなかった・・・ということはないか。
10月・・・記述は読んだ本についてがほとんどで、それもタイトルだけだ。
車は売れないが仕事には慣れた、という状況。決してまずくはないはずなのだが、センチメンタルは着々と進行していく。
辞めることを現実的に考え始める。収入がハネる見込みについても考察する。
11月・・・一年上の先輩に辞めようかと思っていると打ち明けたところ、「実は俺も・・・」的な展開に。
放送開始からかなり遅れて「交響詩篇エウレカセブン」を見始める。
賛否両論あるようだが、これはかなり面白いアニメの部類に入るだろうと思う。毎週放送なのに画が崩れないのもすごい。
12月・・・辞めてからの身の振り方について考える日々が続く。店長に辞めることを告げる。偉い人が説得に来る。
会社の人と話すのは楽しい。でももうここで営業マンとしてやるのは辛い。将来性もちょっとない。店長給料安い。
読書は伊坂幸太郎ラッシュライフ」と「魔王」が良かった。
「お前らのやっている事は思索ではなく検索だ」って上手いこと言いますね!