防衛庁Ⅱ種(行政)を受験

ash20042006-06-11

日大法学部@水道橋にて。問題を持ち帰ることができないため、どれくらいできたのかは想像するしかない。
今回誤算だったのは専門択一・論文の二点。
どういう難度の問題が出るのかという知識もなかったが、何となく8割くらいはイケるんじゃね?と安易に考えたのが失敗だった。午前中の教養試験が簡単だったので(苦手な俺でも50点満点で35〜40点くらいはできた)、午後も問題なかろうと考えたが、いざ開いてみて面食らった。
社会事情や国際関係で知らない知識を問われることはままある。それはある意味仕方ないことだ。ブラックマヨネーズ風に言えば「何でもかんでも無理や」の精神。実際、今日も社会事情、国際関係は火の車になりかかった。何とかやり過ごせたと思う。
しかし、あれほど演習を繰り返した経済の分野で聞いたことのない単語が続出した。「リプチンスキーの定理」「クラーク税」「クラブ財」など。リプチンは見たことはあったが(目に入れたことはあったが)、過去問の解説程度で、もちろん詳しいことを覚えているわけがない。
あまり確たる記憶ではないが、計算問題、グラフの問題は非常に少なく、概念を説明させる文章題が中心であった。同じ公務員試験といっても、ここまで出題傾向に違いがあるとは思ってもみなかった。
まぁ、そうはいっても運良くリプチンスキーとクラブ財を含む問題については、消去法で正解を選べたようだ(参照:2ちゃんねる防衛庁」スレ)。
経済で苦しんだが、法律系科目(民法憲法行政法)は逆に簡単だった。おそらく12問全てできたと思う。行政系、社会事情はそこそこだろうか。

受けてみての印象だが、教養試験:35〜40点くらい。最悪で32点くらい。専門試験:自信を持って答えられたもの25点くらい。プラス消去法で2択まで絞ったのとかリプチンスキーとかで5〜7点くらい上がるかなぁ?これは希望。
いずれにしても、競争率の高い職種だけに次へ進むのはちょっと難しい気がした。論文も、(俺にとって)書きにくい危機管理なんてテーマが出た。あまりに書けないから空疎なレトリックを多用。論理的とは言いがたい。書いてる自分でそう思うんだから誰が読んでも低評価だろう…。