特別区職員採用試験・面接一回目

児ポ法ギリスレ?仲村みう

東陽町にある研修所にて、初めて公務員の面接というものを受けてきました。朝から嫌な夢を見て、かなりテンションが下がりました。どういう夢かというと、旅館の若旦那みたいなやつに旅館の客室でホモプレイを強要され、身体を拘束されるというような内容です。拘束されて不快な気分になっているときに目が覚めたので、具体的なプレイは体験しなかったのでそこだけは助かりました。
そういうかつて見たこともない夢を見たことからも、自分がかなり気負っているのが分かりました。もともと内向的な性格のため、面接は得意ではないのです。
さらに久しぶりのスーツにビジネスシューズ、多少涼しいといっても汗がたくさん出るし、電車では座ることが出来ず、数十分間傘とカバンを持って立ちっ放しでいたため体力を消耗しました。


自分が住んでいる土地ではないし、民間の仕事を辞めて受験しているわけで、自分自身「かなり突っ込みどころのある経歴だなぁ」と思って、何を聞かれるかと恐々としていたということもあります。2ちゃんねるの公務員板なんかではすでに面接を終えた人たちの「終始和やかムードでも安心するな」とか「動機を突っ込まれてしどろもどろになってしまった」とか「やりたい仕事や政策に関する具体例を聞かれた」といった発言もあり、得体の知れないものに対する恐怖はいや増したのであります。

しかし、何なんでしょう。自分でも分かりませんが、直前になると不思議と穏やかな気持ちになりました。ここ1〜2年の経験が、自分を少しだけ楽観主義者に変えていたのだと思います。
もちろん面接が始まれば、質問を正確に理解しそれに対応する答えを探すという大変な苦労を伴う作業が待っていたし、口の中が乾いて唇が前歯に引っ付き、一瞬口が閉じられないといったハプニングもありました。
それ自体は15分くらいで終わる短いもので、次回に向けての前哨戦みたいな感覚です。そして確かに終始和やかに進行しました。事前に書いてきた面接カードを基に質問をされ、いくつか具体例を挙げさせられたりしました。


面接を振り返って、個人的にもっと上手くやれたのにというお悔やみポイントを挙げておきます。
志望動機・・・一番最初に「なぜ特別区なんでしょう?」ときてちょっと怯んだ。考えていたことの半分しか言えず、動機としては弱くなってしまった。幼い頃から何度も来ているから、みたいな内容になった。「それだけですか?」を包んだ感じで問われたが、上手く答えられなかった。もう一つやりたい仕事に絡めた動機を用意していたが出せず。
面接中の態度・・・かなり身振り手振りを多用してしまった。しかもその身振りに意味はほとんどない(笑)。さらに、緊張すると卑屈になる癖があるため(笑)、「もっと自信もっていいんですよ」みたいなことを言われる。


やりたい仕事に関しては「目の付け所がいい」とお褒めの言葉を頂きました。具体例も即興で挙げることが出来ました。でもその辺はみんな良く考えてくるから差が付かないかも知れんなぁ、とも思います。ちょうど旬のネタでもあるし、拾ってくれるのを期待するしかありません。
大勢を捌く関係でかなり時間を正確に区切って行っているため、最後の方は流し気味で終わりました。「ストレス解消法は?」という質問も、「○○と●●です」と答えただけで面接官が満足そうな笑顔を見せ、特にフォローを要せずに終了。終わって出てくると、同じ回の人はほとんど帰った後でした。
ちょっと驚いたのが、前職に関して殆ど触れられなかったこと。忙しかったでしょ?みたいなこと聞かれておしまい。おそらく次回詳しく聞かれるとは思うが…。全体的に、目を覆うような酷い出来でもなかったけれど、楽勝を決め込めるほど余裕も持てない、そんな面接でした。