別れの挨拶

ありがとうございます。
昨年8月末以来、約半年、ここジャンバラヤ動物園でアルバイトとして勤めさせていただきました。
5月の頭に就職が決まってようようバイトというものをしてみよう、
どうせなら接客をやって来年以降への糧にしようと思い何社か面接を受けたところ全滅し、途方に暮れていた僕を、
そこでローストビーフを食っている江本義隆くんがジャンバラヤに誘ってくれて、話を聞くととても楽しい人ばかり、
かつ働きやすい環境であるとのことで、二つ返事でオーケーして面接もほとんどスルー状態で雇ってもらえて、
対人関係や接客が初めてでとても不安だった僕なのにすぐに慣れて、行くのが苦になるどころかむしろ楽しみになるくらいになりました。
本当に、就職しても休みの日にちょっと間入りたいくらいの気持ちです。
紹介してくれたえもやん、本当にありがとう、えもやん。(ちょっと涙、えもやんと呼ばれて痰を吐く江本)



さて、男の人生には三つの袋があるといいます。
玉袋、お袋、堪忍袋の三つですが、それぞれ解説しますと、玉袋はまぁ、精巣ですよね。
精子、スペルマ、ザーメン、呼び方は何でもいいんですが、そいつらを溜めておくところです。
これは男の生きた証として最もポピュラーな子孫を残すために必須の袋ですから大事ですね。
お袋はお母さんです。男というのは程度の差はあれマザコン気質を大抵持っていますから、母親に多大な影響を受けるわけです。
堪忍袋は負の感情を溜めておく袋ですね。緒が切れると爆発して社会的な言葉を使うならキレる、なんてなことになります。
この袋がどれだけ大きいか、さらに溜まったものをいかに上手に処理できるかで、男の器が決まるのです。(「ブラボー」の声)


社会に出ても玉袋と堪忍袋を抱きしめて頑張ります。
ご清聴ありがとうございました。(盛大な拍手、続いてカーネーション贈呈)


(平成17年3月31日 於・カラオケ歌広オンドゥル地獄通り店)