コストダウンの功罪

ちなみに、スポーツカー部門ではマツダはなにげ健闘しています。
ちょっと前のランキングではロードスターRX-8の2台が1,2位を占めていたと思う。
2位のエイトとほぼ同じくらいでフェアレディZが続いているような、そんな市場。
しかし、RX-8ロードスターの方がインテグラと比べて品質が高いとか、限界が高いとか、単純に速いとかいったことはありません。
フェアレディZと比べても、Zの初期型(脚を変える前)なら分かりませんが、現行同士で比べたら話にならない。
特にRX-8の経年劣化の酷さは、(使用状況により個体差はありますが)ちょっと買った人に申し訳ないほどです。初期型のエンジンは5万キロ近辺で調子が悪くなります。
低級音もなかなか盛大にしはじめますし、自分じゃ絶対に買わない一台ですね。職がない人間が何を言うのかという話ではありますがw
あとマツダ車で残念なのは、インテリアがショボいことですね。新しいロードスターは特に。全体的にプラスチック過ぎ。せめて旧型みたいにソフトパッド使えよという感じ。
好き嫌いはあるでしょうから全否定はしないですけど、明らかにコストダウン感ありますからね。
何が言いたかったかというと、品質ってもう商品を差別化する根拠にならないんだな、ってことです。


(画像はマツダスピード・アテンザ